Column

All for one, one for all

関西はミュージカル全公演とメンバーショーケースが全て終了し、
合宿から始まった長い夏が終わりました。

関東はまだまだこれから本番ということでまだまだミュージカルを
盛り上げていきましょう!!

さて、私は今回wordplayのプロジェクトを担当し、関西全公演の
キャストリハ、キャスト合宿、本番中統括と関西公演の
全てを取りまとめさせていただきました。

wordplayのフルバージョンをやるのは関西が初演ということで、
この夏は何度もwordplayのナンバーが夢にでてくるくらい
自分の中で大きなミッションでしたが、サポートしてくださる
スタッフの皆さん、全編英語の台本を全て覚えて、公演当日まで
努力しつづけてくれた出演者の皆さん、合宿や送迎など、たくさん協力してくださった
保護者の皆様のおかげで素晴らしい公演となりました。

まずは皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。


関西wordplayの本番当日は本当に大きな問題もなくスムーズに
5日間乗り越えることができ、当日対応スタッフのチームワークに
本当に助けられました。

その中でもチームで協力し、やるべきことをやりぬいた瞬間!
を皆さんに共有したいと思います。


今回アンサンブルリーダーのメンバーはハンドマイクを持った際に
メンバー自身でオンオフをお願いしていたのですが
当日あるクランのシーンで一人のメンバーがマイクのオンを
忘れてしまいました。
もちろん袖付きのスタッフも声掛けをしてから舞台上に送っていましたが
舞台は生もの、いろんなハプニングが起きて当然です。


地声で頑張ってくれていますがやはりマイクがないと音楽との
歌の際は負けてしまう、、


ここまで一生懸命練習してきたメンバーの努力をお客さんに披露したい!!という一心で、
袖付きのスタッフ総動員で上手も下手もそのメンバーに
向けてマイクのスイッチあげて~~~!!というジェスチャーを
一心不乱にやりました。


カンペも準備して、関西スタッフならではの大袈裟なリアクション芸で
ようやくメンバーが気付いてくれてマイクをオンすることができました!!

私は上手袖にいたんですがあの時の下手袖のスタッフの光景は今でも
忘れられません。(笑)
とあるスタッフがめっちゃ動いてました(笑)

関係のないメンバーたちも一心不乱に上下の袖でジェスチャーするスタッフを見て
ビックリしていたと思います。


ただこの時、私達スタッフは全員がチームとなって

「wordplayを成功させる」という思いで動いていたと思います。

All for one ,one for all.
みんなは一人のために、一人はみんなのために


スノーマウンテンのクランにいるUがいつも言うこの言葉を
体現していた瞬間だなとその光景は、はたから見ると絶対
面白かったと思いますが、とても感動する出来事でした。


こんな出来事もありながらも公演は無事成功し、コロナ禍で感染者数もすごく多い時期だったので、
公演を打つこと自体どうなんだろうと、自分たちの決断に悩むこともありましたが
保護者の方やメンバーから
「公演をしてくれて本当にありがとうございました。」
というお声や、
「子供たちに活躍する場を与えてくださりありがとうございます。」
というお声をいただき、
私達のやってきたこと、やりたかったことは間違ってなかったと確信が持てました。

いよいよ延期していた関東公演もスタートしています!!
メンバーが素晴らしい経験を得られるよう、そしてお客さんに
たくさんの感動を与えられますように!!
これからもwordplayを盛り上げていきましょう!!


以上、お読みいただきありがとうございました。


wordplay プロジェクト
菊本 2021.9.20